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BURIED地中埋設物

解体工事の御見積として別途とされる項目のひとつが地中埋設物です。
地中埋設物が発見された場合、御見積金額以外に追加費用を求められるということを覚えておきましょう。
解体工事の際には、その建築物の基礎も同時に解体します。
基礎は地中に埋まっているため地面を掘り起こすことになりますが、その際に埋設物が発見されることがあるのです。
埋設物の有無は実際に掘り返してみなければわからないため、その処分には追加費用が発生します。
地中埋設物は、新築時の建て替えや土地の売却時にも大きな影響を及ぼすものですので多くの場合は、更地にする解体工事時に撤去処分をすることが一般的です。

地中埋設物の種類①(ごみの埋設)

地中埋設物には、様々な種類があります。
例えば、コンクリートの塊や電気コード、ビニールなどの産業廃棄物です。
なぜこのようなものが大量に埋められているかというと、産業廃棄物の処理規制が緩かったことがあるからです。
昔は現在ほど厳しい規制がないために祖先あるいは、前の所有者や企業の手によって不用物が埋められるというケースがありました。
処分するより埋めてしまった方が手間も掛からず費用も不必要ということです。
そのため、埋設物には上記に挙げたものに限らず、浴室、井戸など信じられない物の場合もあります。

地中埋設物の種類②(地中杭)

地中杭とは、棒状のもので地盤が弱い場合や浅い基礎では建物が支えられないと判断された場合に使用されます。
新築工事などの際は、この杭を利用して建物と地盤をしっかりと固定しています。
全ての建物に杭が使用されているわけではなく、地盤や建物の状況に応じて、杭が使用されています。
使用されている建物には一般的に数本という単位ではなく数十本と使用されています。
地中杭の引き抜き工事には、高額な費用が発生することもありますし、撤去した地中杭の処分費も加算されますので注意が必要です。
事前に施工図面等が残っている場合には、御見積の段階で解体業者へ依頼しておくと安心です。

もしも地中埋設物が発見されたら

解体工事において、地中埋設物が発見されたら別途項目として撤去する必要があります。
掘削してみないとわからない部分ですので御見積ではとは別途御見積とされることが一般的です。
通常は、地中埋設物が発見されたら解体業者から連絡が入ります。
ご依頼主様に現場の確認をしていただき、御見積見積をしてから作業に取り掛かるのが一般的です。
予定外の費用でもあり前向きになれないかもしれないですが、例えば解体工事後に新しく家を建てる予定の方は、撤去作業をしておくことで地盤の強化を図ることができ決して無駄にはならない作業です。
また、新築の予定はないという方でも土地を売ってから地中埋設物が発見された場合、撤去費用が売り主の負担になるだけでなく、最悪の場合裁判になることもあります。後回しにしてしまうとまた面倒なことに繋がっていくだけになってしまいます。
埋設物が発見されたら、大型重機があるそのタイミングで撤去することをおすすめします。
しかし、作業が始まってから急にする必要性を要するものでもあります。
急な出費もあり得る、ということを頭に入れておきましょう。

しっかり報告してくれる解体業者へ依頼を

「地中埋設物は、掘り起こしてみないと必要かどうかわからない」この点に注目して料金を依頼主からだまし取るという事例が残念ながらあります。
依頼主は、解体作業中に常時付き添っているものではありません。
目がないことをいいことに作業中に出てきた廃材などを地中に放り込み、埋設物として請求をされることもあります。
また、依頼主には黙って「埋設物を撤去した」と言い張り、御見積もなく請求があがることもあります。
もちろん、このような業者ばかりではありませんが解体に費用が掛かる上に更なる費用を不当に請求されてはたまりません。
業者を依頼する際は信頼できるところに任せるのが一番です。
地中埋設物に限らず、どんな些細なことでも逐一報告してくれる解体業者であれば安心して任せられます。